ボッテガ バクール ドライ ジンの味と評価

2019年7月5日ジン

イタリアのボッテガ(BOTTEGA社)が製造している「バクール・ドライジン」を飲みました。

概要

BACÛR GIN, Distilled Dry Gin

メーカー公式ページ。(英語ページ)

概要
名前 メーカー 原産国 導入 度数 香り
BACÛR GIN BOTTEGA イタリア、ヴェネト 無色透明 1986年 40.0度 木の香りとジュニパーベリー

ボッテガ バクールを使ったオリジナルカクテル(Bottega Rock & Soul)の作り方(メーカー公式動画)

(こういう派手な作り方、あんまり好きちゃうなぁ・・・氷の入れ方とステア以外はまだいいとしても)

ボッテガの歴史

1986年、グラッパ(ワイン生産時のブドウの絞りカスを発酵させて蒸留するブランデーの一種)の職人だった父の遺志を引き継ぎ、サンドロ・ボッテガがボッテガ社を設立。
同社はグラッパのみならず、ワイン、フラゴリーノ、リキュールなどを製造する他、オリーブオイルまで製造しています。

中でも、1990年に立ち上げたプロセッコなどのスプマンテ ブランドヴィーノ・デイ・ポエーティ(詩人のワイン)は高品質、パッケージデザイン、ブランド力どれにおいても市場で高い評価を得ています。プロセッコとはスプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)の一種。

フラゴリーノ(fragolino)

1800年代にアメリカから来たブドウ品種とヨーロッパ種の雑種を使ったワインの一種。フラゴラ(fragola=苺)のような酸味と甘味があり、アルコール度数は10度程度でワインのアルコール度数を満たしていないため、厳密にはワインには分類されていない。

銅製ポットスチルを模した鮮やかなボトル

銅製ポットスチルのようなボッテガ バクールのボトル

この銅色の鮮やかなボトル、素晴らしい出来栄えです。以前のボトルはキャップの先端が大きく丸みを帯びていたようなのですが、私が購入したボトルは角ばっていました。マイナーチェンジしたのでしょうか?

中を覗いてみると真っ暗!?と思いきや銀面です。側面は遮光性が強いですが、底面は指をかざすとシルエットが見える程度には光は透過していて、完璧に遮光されているわけではありません。

ジンはあまり紫外線などの影響を受けないのか、透明なボトルが結構多いなかでこの手のボトルは珍しいです。これはヘンドリクスジンにも似ています。ただ、ヘンドリクスジンとは違ってバクールのキャップは疑似コルクです。

遠巻きに見ると非常に美しいボトルですが、間近でみるとちょっとチープさが目に付きます。とはいえ、飲んだ後もお部屋に飾れる素晴らしいクオリティーですね。

少量生産だからシリアルナンバー付き

ボトル裏面のシール部分にはSpecial Numbered Editionの文字と共に、シリアルナンバーが記されています。私のボトルには6から始まる5桁の数字(No.6****)が印字されていました。
でもこれって、刻印ではなくシールへの印字なんですよね・・・これが本当に刻まれた刻印なら更にプレミアム感があるんですけどね。

使用されているボタニカルズ

ジュニパーベリー、セージの葉、レモンの皮という情報はみつかりましたが、それ以外は不明です。(また分かったら追記します)

使用されているボタニカルズ
No. 英名 和名
01 JUNIPER BERRIES ジュニパーベリー
02 LEMON PEEL レモンピール
03 SAGE LEAVES セージの葉

セージの葉を使っているのは珍しいですね。今まで色んなジンを飲んできましたけど、セージを使っているのはウッドセージ(TEUCRIUM SCORODONIA)を使っているザ・ボタニストくらいだったような気がします。

単式蒸留した贅沢な製法

単式蒸留

蒸留する都度、溶液を排出する簡便な蒸留方式。連続式蒸留とは異なり、発酵時に生じた風味がより強く抽出される。本格焼酎にも使われている製法。

シップスミスもそうですが、単式蒸留ではボタニカルの香りをより強く抽出することが可能で、テクスチャーもまろやかです。

総評

参考価格は500 mlで2900円。700 mlに換算すると4060円。

美味しいけど、ちょっと独特のクセがある

針葉樹を思わせるウッディーなジュニパーベリーというウリ文句も見られるように、木のような香りがします。木というか、薬草の根のような香りがあります。
テクスチャーやシトラスの強さなど、全体的な雰囲気としてはヘンドリクスジンにとても似ていて、それに木の根の香りを足したような感じです。少し好き嫌いが分かれるかもしれません。

コスパは悪い、でも贈答用向き

美味しいのは美味しいんですけど、いかんせんお高い。買って損とまでは言いませんが、コスパ重視の人にとってはやや分が悪い気がします。これだったらヘンドリクスジンを買うかなぁという感じ。

(私もこの前まで「ヘンドリクスジン、イマイチやなぁ」とか言ってたのに、何という手のひら返し。でもお酒の印象って移ろうことが多いんで、そこはご容赦ください。)

ただ、「好き嫌いが分かれる」とは言いましたがそこまで強烈ではありませんし、それなりのプレミアム感もありますから、贈答用には向いていると感じました。

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