ボッテガ バクール ドライ ジンの味と評価

イタリアのボッテガ(BOTTEGA社)が製造している「バクール・ドライジン」を飲みました。
もくじ
概要
- BACÛR GIN, Distilled Dry Gin
メーカー公式ページ。(英語ページ)
名前 | メーカー | 原産国 | 色 | 導入 | 度数 | 香り |
---|---|---|---|---|---|---|
BACÛR GIN | BOTTEGA | イタリア、ヴェネト | 無色透明 | 1986年 | 40.0度 | 木の香りとジュニパーベリー |
ボッテガ バクールを使ったオリジナルカクテル(Bottega Rock & Soul)の作り方(メーカー公式動画)
少量生産だからシリアルナンバー付き
ボトル裏面のシール部分にはSpecial Numbered Editionの文字と共に、シリアルナンバーが記されています。私のボトルには6から始まる5桁の数字(No.6****)が印字されていました。
でもこれって、刻印ではなくシールへの印字なんですよね・・・これが本当に刻まれた刻印なら更にプレミアム感があるんですけどね。
使用されているボタニカルズ
ジュニパーベリー、セージの葉、レモンの皮という情報はみつかりましたが、それ以外は不明です。(また分かったら追記します)
No. | 英名 | 和名 |
---|---|---|
01 | JUNIPER BERRIES | ジュニパーベリー |
02 | LEMON PEEL | レモンピール |
03 | SAGE LEAVES | セージの葉 |
セージの葉を使っているのは珍しいですね。今まで色んなジンを飲んできましたけど、セージを使っているのはウッドセージ(TEUCRIUM SCORODONIA)を使っているザ・ボタニストくらいだったような気がします。
単式蒸留した贅沢な製法
- 単式蒸留
蒸留する都度、溶液を排出する簡便な蒸留方式。連続式蒸留とは異なり、発酵時に生じた風味がより強く抽出される。本格焼酎にも使われている製法。
シップスミスもそうですが、単式蒸留ではボタニカルの香りをより強く抽出することが可能で、テクスチャーもまろやかです。
総評
参考価格は500 mlで2900円。700 mlに換算すると4060円。
美味しいけど、ちょっと独特のクセがある
針葉樹を思わせるウッディーなジュニパーベリーというウリ文句も見られるように、木のような香りがします。木というか、薬草の根のような香りがあります。
テクスチャーやシトラスの強さなど、全体的な雰囲気としてはヘンドリクスジンにとても似ていて、それに木の根の香りを足したような感じです。少し好き嫌いが分かれるかもしれません。
コスパは悪い、でも贈答用向き
美味しいのは美味しいんですけど、いかんせんお高い。買って損とまでは言いませんが、コスパ重視の人にとってはやや分が悪い気がします。これだったらヘンドリクスジンを買うかなぁという感じ。
(私もこの前まで「ヘンドリクスジン、イマイチやなぁ」とか言ってたのに、何という手のひら返し。でもお酒の印象って移ろうことが多いんで、そこはご容赦ください。)
ただ、「好き嫌いが分かれる」とは言いましたがそこまで強烈ではありませんし、それなりのプレミアム感もありますから、贈答用には向いていると感じました。
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