香住鶴、山廃吟醸純米と生酛辛口を飲み比べたレビュー!

2019年8月2日

最近はもっぱらジン、ウイスキー、ビールだった私ですが、今回は久しぶりに日本酒を飲みました。香住鶴(かすみつる)という銘柄の2つのバージョンを初めて頂きましたので、飲み比べてみました。

  • 香住鶴 山廃吟醸純米
  • 香住鶴 生モトからくち

これは兵庫県但馬の湯村温泉(鳥取県境の日本海沿い)に行ったお土産として知人がくれたものでした。

概要

生酛(きもと) からくち

メーカー公式ページ。

山廃 吟醸純米

メーカー公式ページ。

香住鶴 「山廃吟醸純米」と「生モトからくち」の詳細
酒造メーカー 商品名 原料米 日本酒度 酸度 アルコール度数 産地 発売時期
香住鶴株式会社 生酛(きもと) からくち 兵庫県産五百万石 精米歩合:麹米63%、掛米68% +7 +1.3 16度 兵庫県 通年
香住鶴株式会社 山廃 吟醸純米 兵庫県産 山田錦  精米歩合:55% +1 +1.4 15度 兵庫県 通年

香住鶴 生モトからくち

臭くない辛さが美味しい

極端に辛い日本酒にはどこか変な臭さが目立つことが多いし、それに加えて味の立体感の中がスカスカという感じのお酒もあります。テクスチャーとしても中身がスカスカした印象というか。

でも香住鶴にはその臭さが無い。というか日本酒度+7、酸度1.3で結構辛口寄りで淡麗辛口のど真ん中のはずですが、そこまでのドライを感じないというか、ほどよいドライ加減で色んな料理に合わせやすい仕上がりです。

山廃吟醸純米に比べると本来の日本酒らしい風味

下で紹介している「香住鶴 山廃吟醸純米」がフルーティーなのに対し、こちらは正統派の辛口という感じ。メーカー公式ページでは、ぬる燗から冷酒までどれでも美味しいとあります。実際そう感じますね。熱燗や飛び切り燗は試せていませんが、どんな温度でも無難に美味しい。

松葉ガニとも合いそう

どんな温度でも美味しくて、辛口で・・・松葉ガニ(タラバガニ)と絶対合います。冷酒でも良いし燗でもいいし・・・もう想像しただけで美味しい!!

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香住鶴 山廃吟醸純米

山廃仕込み

上で概要として貼った動画の中には、櫂で蒸米を潰す工程が映っています(動画3分30秒頃)が、山廃仕込みは麹の働きで米を溶かし、山卸しの工程を減らします。

淡麗の中にふわっとした華やいだ甘さ

日本酒度は上で紹介した「生酛からくち」の+7に対して+1。でも味自体には数値ほど極端に甘みを感じるわけでもありません。むしろ、味はほんのりと辛口だけど、香りが甘くてフルーティーという印象を受けました。

今まで飲んだなかで例えると、高木酒造の朝日鷹と雰囲気がかなり似ているように感じます。たぶん朝日鷹の味も知っている人は分かってもらえると思います。「生酛からくち」よりも香り高くて非常に美味しいですね。

燗よりも冷酒向き

メーカーの公式ページでは、ぬる燗から冷酒まで万遍なく美味しいとありましたが、香りがフルーティーなので、個人的にはぬる燗よりも「冷や(常温)」か「冷酒」のほうが向いていると感じました。

2つとも扱いやすく、贈答用にも向く

料理に合わせるなら「生酛からくち」、お酒を楽しむことを主体にしたいなら「山廃吟醸純米」。

どちらも極端なクセがなく万人受けする味だと感じます。とくに「山廃吟醸純米」は女性や日本酒が苦手な人でもとっつきやすい味です。

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