ブードルス ブリティッシュ・ジンの味の評価とレビュー!柑橘系無し、スコットランド産

ジン

ブードルス ブリティッシュ ジン(Boodles British Gin)を飲みました。その印象、発祥・歴史などについて紹介します。

概要

Boodles British Gin

メーカー公式ページ。

概要
名前 メーカー 原産国 導入 度数 香り
ブードルス・ブリティッシュ・ジン Cock Russell & Co.(Proximo Spirits) スコットランド 無色透明 1845年 45.2度 薬草/中庸

(※ちなみに、クワの果実を前面に押し出したBOODLES MULBERRYの導入は2015年9月25日という記述が公式サイトで見られます。)

製法

ボタニカル(植物性成分)の味や香りを減圧蒸溜方式でグレーン・スピリッツに移しています。オレンジピール、レモンピールなどの柑橘系のボタニカルを含まないことで甘みのある落ち着いた味わいを生み出しています。口当たりはやわらか。

Boodlesの歴史

Boodlesは、ジンとしては珍しいスコットランド産です。

名前の由来は紳士クラブ Boodle’s

名前の由来は、1762年にロンドンのSt. James’s(セント・ジェームスズ)で設立され、元々はEdward Boodleが運営していた紳士クラブ(gentlemen’s club)「Boodle’s(ブードルス・ジェントルマンズ・クラブ)」です。

Boodleは「仲間全部、連中全て」などを意味します。

ボトルデザインが素敵

ボトルは扁平したブロックの形をしていて、注ぎ口は細長いので注ぎやすいです。キャップはメッキ塗装のプラスチックのようで少しチャチですが、グリップが良いし開閉が楽です。全体としてはまとまりのあるデザインです。

調べてみたところ、このボトルデザインはサムエル・ブロンフマン(サミュエル・ブロンフマン、Samuel Bronfman, February 27, 1889 – July 10, 1971)によるデザインです。

サムエル・ブロンフマン

サムエル・ブロンフマン(サミュエル・ブロンフマン、Samuel Bronfman, February 27, 1889 – July 10, 1971)はユダヤ系移民であるカナダの実業家。カナディアンウイスキーを製造しているカナダの酒造メーカー シーグラム(The Seagram Company Ltd.)の創業者。

死没は1971年(82歳)なので、ネットで画像検索をすればかろうじてカラー写真が出てきます。19世紀生まれなのにカラー写真があるってちょっと珍しいですよね。
でも変ですね。配給元のProximo Spiritsは2007年設立だしアメリカの会社だし、製造元であるCock Russell & Co.は詳細不明・・・カナダのブロンフマンとブードルスの関係性について英語サイトを含めてネットで探してみましたが、その結びつきに関する記述を見つけることはできませんでした。

オススメのカクテルレシピ

柑橘風味の酸っぱさがなく、使い勝手の良い味

スッキリ&爽やかな味と落ち着いた味の両方を併せ持っていてバランスが良く、使い勝手はいいと思います。そういう意味で、概要では「中庸」という言葉を使いました。

最近ありがちなシトラスフレーバーが前面に押し出されたジンとは違い、薬草感をしっかり感じることができます。それもそのはずで、上でも説明しましたがこのジンにはシトラス系(柑橘類)のボタニカルが使用されていないんです。

私がそうなんですが、プリマスみたいな柑橘フレーバーが強いジンって酸っぱい感じがして苦手なんですよね。だから控えめなボンベイとかが好きなんです。なのでそういう人にオススメしたい銘柄ですね。(まぁプリマスはプリマスで美味しいんですけど)

ドッグスノーズ

こういう味の場合、私はよくビールと合わせてドッグスノーズにして飲んでいます。これは正統なレシピではありませんが、発泡酒orビール+ジン=(ほぼ)ドッグスノーズです。
味の濃いジンはビールの味に負けることなく良い味を作り出してくれますからね。しかもビールと合わせてもシトラスフレーバーが鼻につかない。

ドッグスノーズの材料として使うには、あまりにも高いジンだともったいない感じもあるし安いジンだとアルコール臭さも気になる・・・。そういう意味ではこれくらいのジンのほうが適任です。

マティーニ

もちろんマティーニにしてもいいですよ。その場合、柑橘風味を徹底的に抑えたいならノイリープラット、チンザノなどがいいでしょう。(私はチンザノがあまり好きじゃないけど)
逆に柑橘風味や酸味をプラスしたいのならドラン シャンベリー・ドライがおすすめです。更に欲しければレモンピールをガーニッシュとして追加すれば、風味を幅広く調節することが可能です。

コスパはかなり高い

参考価格は750 mlで2000円。700 ml換算では1867円です。

グレーン・スピリッツを使用しているのでそこまでのどっしり感はありませんが、それでもこの価格でプリマスや普通のタンカレーよりもアルコール臭さが少なくてこのクオリティーだというのはかなりコスパが高いです。

3000円前後のジンの飲み比べについてはこちらを。