タンカレー・マラッカの味とレビュー
タンカレー「マラッカ」(Tangueray MALACCA)を飲んだのでそのレビュー。
概要
名前 | メーカー | 原産国 | 色 | 導入 | 度数 | 香り |
---|---|---|---|---|---|---|
タンカレー・マラッカ | チャールズ・タンカレー社(アレクサンダー・ゴードン社と合併) | イギリス | 無色透明 | 1830年 | 41.3度 | ほんのり薬草 |
マラッカとは
マラッカは、マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールの間に位置する都市。
ラベルにはトラとジャングルの草の絵があしらわれているんですが、そこまでジャングルジャングルしたような味とか風味ではありませんし、「これがマラッカ味だ!」と言われてもピンと来ない。まぁ、私の思ってるマレーシアと違うだけという可能性もありますが・・・。
正直、「何味?」と聞かれると表現が難しい。「シトラス!」とか「ジュニパーベリーが強い!」とかそういう説明が難しい。でも利き酒で飲んだら「あ、これマラッカや」と思える独特の風味があります。(どのボタニカルがそう思わせてるんでしょうかね??)
好きな飲み方はロック
マティーニでも勿論美味しいんですが、私はロックとか、ほんのちょっとだけ水を入れるとか、ウイスキーを垂らしてみるとか、そういう飲み方も好きですね。
あんまり味の濃いものと混ぜると負ける印象があります。
アイラモルトのアイリークをほんの少しだけ混ぜると、ディサリータ(テキーラ+ディサローノ・アマレット)みたいな雰囲気を感じて新鮮でした。
サウザゴールドとかエラドゥーラ・プラタを買った時に好んでディサリータを作ってたんですけど、ディサリータを口に含んだ瞬間の香りと、アイリークを混ぜたマラッカの余韻が少しだけ雰囲気が似てたんです。不思議。
アイリークは香りが独特で強いんですけど、相性はそこまで悪くない気がします。
何度もリピート出来る美味しさ
ジンなので、概要では一応香りは「薬草」としましたが、ボタニストとかボンベイ・サファイアみたいな独特な感じはありませんし、タンカレー・ラングプールみたいな柑橘系の苦味も無い。
とりわけどこかが秀でているという感じはありませんが、とにかく飲みやすい。
実はこれを執筆する1年以上前から買って飲み続けてきました。飽きのこない美味しさ。淡麗・辛口が好きな人は好きになるでしょうね。私の周りでも実際、好き嫌いの激しい辛口の飲兵衛にこれを飲ませたところ、大層気に入っていました。
タンカレー・ブルームスバリーほどニュートラルな感じではありませんし、テクスチャーも劣りますが、クセが控えめなので大衆受けしやすいと思います。今では、安い時があったら「そろそろ買っとくか」って感じで買い増ししてる銘柄の1つ。結構オススメです。
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