ラ・キャピテール・デュ・ドメーヌ・ド・バロナークを飲んだ味と評価
赤ワイン、LA CAPITELLE DE BARONARQUES(ラ・キャピテール・デュ・ドメーヌ・ド・バロナーク)を飲んでみました。購入したヴィンテージは2013年です。
概要
- 外国語表記
- La Capitelle du Domaine de Baron’Arques 2013
- 原産国
- フランス
- 生産地域
- ラングドック&ルーション
- 生産者
- バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社(フィリップ・ド・ロチルド)
- 葡萄品種
- メルロー46%、カベルネ・ソーヴィニヨン29%、マルベック6%、シラー7%、グルナッシュ6%、カベルネ・フラン2%
- 分類
- 赤ワイン
- ボディ
- ミディアム~フルボディ
- 味わい
- 辛口 中重口
- 容量
- 750 ml
- アルコール分
- 14%
- 酸化防止剤
- 亜硫酸塩
生産者のロスチャイルド(ロートシルト)は、あの金融王で有名なロスチャイルドの分家です。
バランスが取れている
まず栓を開けて感じるのは、葡萄の良い香り。これは本当に、これより安価なワインとは違う点かもしれません。
飲んでみると、渋み、酸味が抑えられていてすごく飲みやすい。そしてフィニッシュまで口の中で引っ掛かる感じがほとんどありません。本当に飲みやすい味ですね。
栓を開けた時には香りが強く感じられましたが、飲んだ時に鼻から抜ける香りはそれほど強くないように感じました。他の銘柄と同時に飲み比べることができたらもっと詳細に違いが分かったり、それらを記すことができたのですが、用意できなくてちょっと残念です。
ネットショッピングなんかで詳細を見てみると「中辛・中重口」と書いているところもありますが、中重口というほどの重さはありません。味はしっかりしているけど重くはないという印象で、ガブガブいけてしまうような美味しさ、飲みやすさがあります。
ワインに慣れていない人も飲みやすいバランスの取れた味で、デキャンティング無しでもトゲの無いテクスチャーで、贈答用にも向いている美味しさと価格帯だと感じます。
お肉料理以外なら何でも合うかも
私はスズキのソテーやチーズと食べたのですが、美味しかった。日本では「白身魚=白ワイン」というセオリーが蔓延っているように感じるのですが、私はいつもこの組み合わせで魚の生臭さが強調されることが多いと感じています。(『美味しんぼ』でもそんなこと言ってた気がする)
ですが、今回この赤ワインと合わせてみたらとても美味しかったんですよ。
別に「お肉料理と合わない」とまでは言いませんが、お肉料理だったらもうちょっと酸味・渋み、重さ、辛さがあるほうが美味しいんじゃないかなと感じますね。このワインは一応辛口らしいですが、ちょっと甘みがあるように感じたので。
何はともあれ、どんな風にも飲める美味しいワインです。お試しの価値は十分にありますよ。私としても「また飲みたい1本」です。
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